「スナック」のイメージ

 

スナックのイメージってどんなんですか?

 

人によって様々だと思います。
例えば古い知り合いに今度うちの店スナックになるんだよって伝えたら「え、これからは来にくくなるな〜、カミさんに言い訳がたたない」とか「女性客は来てもいいの?」とか「おさわりはあるの?」なんて言葉まで…
いくらスナックのイメージが人それぞれとは言えなかなかひどいもんですねw

 

スナックは性風俗店でもキャバクラとも違います。
一般的には「ママさん」とよばれる女性が店長のお店が多いですが、決して絶対条件ではなく男性つまり「マスター」が切り盛りするスナックも数多く存在しています。

そして、お客さんは男性が多いイメージですが昨今のスナックでは女性客が増加しています。
女性が一人で来てもOKなのです。
というか、最近では女性客の団体でスナック貸し切りなんて現象もあるくらい女性に一般化されてきています。

スナックは女性を売りにしてやっている男性向けの「エロい」商売だという固定概念をもし今もアナタがお持ちならそれは恥をかくので考えを改めた方が良いかもしれません。

 

ハイパースナックはいわゆる現行のスナックよりさらにカジュアル、「人」と「出会い」がテーマですからね。
訪れたお客さん同士が交流を持つことを前提とした「空間」「場」「スペース」なので、いわゆるスナックはいかがわしい男性向けの商売というまったく前時代的な思考をお持ちの方はご来店頂かなくても結構です。

新時代の新思考の新スペース、そういう部分にアンテナが高い人、感度の高い人はぜひご一緒に「場」を作っていきましょう。

そしてコミュニケーションが鍵になってきますので、コミュニケーションを円滑に取る気がない、取る努力もないと厳しいかもしれません。
誰だってそうですが、他人が嫌がることをする人とコミュニケーション取ろうと思いませんし、話しかけてもそっぽを向く人に次の会話のチャンスは訪れません、常識的な態度とジェントルさをもって交流することが前提です、というかそういう事がそもそもできないとハイパースナックという新スペースを楽しむことは出来ないかもしれません。

コミュニケーション、会話、察する力、想像力、それらのバランスが取れている人はハイパースナックという「場」を楽しみ、作っていくことができるのかもしれません。

なんだかお店なのに色々と小難しいし面倒くさいな〜、とお思いの方も多いかもしれません。
しかしながら、新しい場、新しい空間というのはそこに居る人達によって「作られていく」ものなのです、発展途上の場なので、それに付随する面倒くさいことも増えていきます。途中でルールが改変することもあるかもしれません、そういう難しい状況下で「場」としての認知や基準が出来てイメージと共に固定化していくわけです。

 

ハイパースナックはまだ出来たばかり(とうか正式に言うとオープンが29日なのでまだ出来ていないのですが…)子供で言えば産声をあげたばかりです、この生まれたばかりの赤ちゃんを誰もが知っている英雄に育てるか、否か?それはこの場所に来てくれるお客さん、お店側スタッフ、関わる人達のアティテュードに寄るのです。

なので当店は「お客様は神様」という、よくある飲食店の方針はとりません、お客様は良き友人であり、新しいハイパースナックという場を一緒に耕してくれる「仲間」「同志」「共同作業者」そんな認識で進んでいきたいと思っております。

スナックのイメージをまず現代の基準に調整して下さい。
スナックは男性向けだけのいかがわしいお店ではありません、女性が一人で訪れても楽しめる「場」です。
特にハイパースナックのターゲット層は古典的なスナックに行ったことのない若い層、新しい「場」に興味があり、それに関わりたいと思っている感度の高い方たちです。
そして面白いことに貪欲で好奇心旺盛で新しい試みにチャレンジングできる人たちです。

ハイパースナックが「スナック」のイメージの向上にやがてつながれば非常に嬉しいなと思います。
そうなることを目標とし頑張りたいと思っています。

 

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SAZANAMI
SAZANAMI

ハイパースナック サザナミは2016年7月動き出します。 新しいジャンル、BARでもありスナックでもあり、懐かしくて、でもどこか新しい、そんな不思議なお店です。 テーマは「人」そして「出会い」、どんな人が集い出会いを形成していくのか?その先にどんな「未来」があるのか?非常に楽しみです。